安定ヨウ素剤を配布すべきです
2011-03-20


ヨウ素131による内部被曝を防いだり減らすため安定ヨウ素剤を服用すべきだと思います。ヨウ素は甲状腺ホルモンのチロキシンを作る材料になるので体内に入るとすぐに甲状腺に吸収され濃縮される性質があります。生物は普通のヨウ素127と放射性のヨウ素131の区別ができないため、ヨウ素131が存在すればそれを吸収し甲状腺が集中的に被曝することになります。安定ヨウ素剤はその前に普通のヨウ素で甲状腺を飽和状態にしておくことによって放射性ヨウ素131の吸収を防ぐのが目的です。
 すでにかなりのヨウ素131が放出されています。さらにまた3号機がガス放出すればその影響は必至です。あらかじめ分かっている以上、服用するなら今だと思います。優先順位は原発に近い所、子どもと妊婦から順にです。
 すでに三春町といわき市が対象市民にヨウ素剤を配布したようです。他の周辺自治体もすぐ配るべきです。特に乳幼児には周辺だけでなく近隣県まで配布しておくべきです。それでも足りないかもしれません。

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