4号機スキマーサージタンクの謎
2012-02-06


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と言っています。この辺りの真相は今もって釈然としません。
 東電は今回の冷却水漏れを発見するきっかけがスキマーサージタンクの急激な水位低下であると言っています。ところが、水位変化のグラフを見ると今回と同じような急降下は何度もあります。最近では 1/1ですが、このときは地震によってプールゲートが開いて燃料プールの水が原子炉ウェルの方に流れたためと東電は発表しています。ここでもゲートがでてきました。それ以後ゲートは開いたままで、燃料プールと原子炉ウェルは「つーつー」となって水位は同じになっていると東電は言っています。
 グラフでは水位の急減は他にも起きているように見えますが、それらの原因は何なのでしょう。冷却水漏れがたびたび起こっているのではないかと疑いたくなります。東電が行っている追加給水の量が分かれば差し引き失われた水の量が分かります。蒸発量は計算で見積もる事ができますから、もし水漏れがあればその量が算出できます。東電は計算結果ではなく根拠となるデータをすべて公表すべきです。そして複数の外部専門家による評価計算を行うべきだと思います。

東電資料(1/23)4号機使用済み燃料貯蔵プール スキマーサージタンク水位低下現象について

(追記)今度は2号機の温度が上昇中!内部の状況がつかめないまま強引に出した「冷温停止」宣言。早くもほころびが!次回はこの問題について

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